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とりかえばや物語

書籍名 とりかえばや物語
カテゴリー 日本文学       
著者名 不明
発行年(西暦) ----  
出版者 岩波など

日本の古典文学作品。
平安時代に書かれたもので、誰が書いたのかも分らないけれど、ストーリーは非常に面白い。
現在売り出されてもきっと売れた事だろう。
翻案が出れば中高生あたりも好みそうだ。
現に私がこの作品にはまったのは中学2年の頃のことだ。
男女どちらでも楽しめるストーリーだと思う。

あらすじは
主人公は貴族の双子の姉弟。
彼らが性別を逆に育ってしまう事から始まる。
今で言う性同一性障害だ。

やがて、たくましく成長した姉は元服し宮仕えの身となる。
一方ますます淑やかに美しく弟は裳上げをし、皇女の下で女房として仕える事になる。

そんな二人が一方は幼馴染に女だとばれてしまったり、一方は皇女を好きになってしまったりと言うように色々な事を経験し、最終的に互いにもとの性別に戻るという話だ。

上手くこの物語の面白さを伝えられない事が非常にもどかしいが、是非一読する事をお勧めしたい。

1000年も昔に、こんなにも面白い話を書いた人がいたのか、ときっと必ず驚くはずだ。
同じ(?)宮廷文学でも源氏物語より遥かに娯楽性に優れていると私は思う。
あまり有名な作品ではない事が非常に悲しい。
受験にはまず出てこないし、授業でもほとんど取り上げられる事などないだろう。
便覧の隅っこに小さく載っている程度なものだ。
チャートにも退廃的文学と小さく記されていただけだった。

だが、絶対これは面白いと思う。
昔、漫画化されたことがあったが、原作を読んでみる事をお勧めする。
勿論、現代語訳で。
原文をそのまま読むのは古文が得意な方だけにしてください。
源氏物語を原文で読んだ、と言う方には簡単でしょうが、あまりそういう人は多くないと思われるので。

因みに、題名の「とりかえばや」とは、
この二人の性が逆であったら良かったのに、
という双子の父親の思いである。



11月24日(木)04:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 古典 日本 | 管理

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