| 9年目の魔法 |
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| 書籍名 9年目の魔法 カテゴリー 海外文学 著者名 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 発行年(西暦) 2000 出版者 創元SF文庫
通学の為の電車や休み時間などの短い時間、映画を待って並んでいる時等に読み続け、ようやく読み終わることが出来ました。 読み出したら、ノってしまえばまず止めるのはとても難しい作品。 最後まで一気に主人公に引きずられていってしまいました。
主人公は大学生の少女ポーリィ。 祖母の家に帰ったときふとしたことから自分が二重の記憶を持っていることに気が付く。 これはどういう事なのか? 謎を突き止める為、ポーリィはまだ記憶が単一だった10歳のときに遡る。 そこから記憶を辿りなおすことで解決の糸口を探り始める。
最後はハッピーエンドで終わるはずだ、といくら自分に言い聞かせても読んで確かめるまでは目が離せない。同じ著者の作品の『私が幽霊だったとき』もそうだった。現にこれなどはハッピーエンドとは言い難い終わり方だったので余計に心配してしまう。『ダークホルムの闇の君』はそういう意味ではまだマシだったといえる。
もしかしたら、ここを読んでこの本を読もうと思う奇特な方もいるかもしれないのでエンディングのネタバレはしないでおきます。 この作品でなんと言っても面白いのはもう一人の主人公、リンさんがまるで『あしながおじさん』のようにポーリィに送る本の数々。 それらが全て、本好きな方ならおそらく一度は読んでいるであろう作品ばかり。 読んだ事は無くとも名前はほぼ知っているはず。 それらを読んでいればつい笑ってしまいたくなるような場面も場面も少なくありません。 本好きを自負する方にお勧めの一作です。
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11月24日(木)04:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | FT fantasy | 管理
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